平成二十六年度

平成二十六年 四月

「未練とご飯を残さない人生」

未練とご飯は自分の人生の中で残してはいけない物事だと思っています!

未練が有ると過去ばかり気になってしまうので自分のこれからをしっかりと見据えて生きて行くためにも残したくない物です。

ご飯は自分が生きるために他の命をいただいて生きているので残さずに食べなければいけない物です。自分のこれからの人生残さずに生きて行きたいと思います。

 

 

平成二十六年 五月
「切磋琢磨」

修行は一人でできる物ではありません。

先輩方に教えを乞い教わることで、自分を研き、

後輩達にその教えを伝える事で更に磨きが掛かる。

大栄寺に来てから身にしみて感じた事です。

自身を磨き、周りの方達にも磨いて戴き、精進して参りたいと思います。

平成二十六年 六月
「おいしい食事は笑顔の元」

言葉のとおりです。

誰しもが「美味しい食べ物」を食べれば、自然に、

笑顔になれます!その美味しくいただいている食材に、

感謝しつつ私達は、生きていかねばならないのです。

平成二十六年 七月

 

「いつまでかんがえているんだ

                          今がどんどん逃げていく」

 

人はけして過去には戻れないし

未来は思い通りにはならないものです。

与えられているのは「いまここ」のみです。

そして、今は一瞬に過ぎ去っていきます。

                                             考えてばかりいても今を取り逃がしているばかりです。

                                             道元禅師は過去と未来を全て含めた今この瞬間を

               「而今(にこん)」と名付けました。

               而今には何を実践するべきかが問われています。

               それと同時に而今は常に出会い頭の初めての体験。

               もしかしたら次の角を曲がると運命の人に

               出会えるかも知れません。

               なんかワクワクしませんか。

平成二十六年 八月

 

「一日一日を後悔のないように」

 

その日しかない一日を大切に過ごし

その日が終わる時、悔いを残さず

次の新しい一日を迎えられるようにしていきたいです。

そして今日も後悔のないように生きていきます。

 平成二十六年 十一月

 

「険しい道程己を信じて突き進む」

 

辛いことがあっても、自分を卑下せず自分を信じ抜くこと。今回の首座という険しい道を辛いと感じても、自分を忌ましめるためにこの言葉を思い出し、頑張っていこうと思います。

平成二十六年 十二月

 

「只管」

曹洞宗の教えの根本である

「只管打坐(しかんたざ)」。

この精神は坐禅だけではなく、日々の生活における全てに共通するものです。

雑念を持たず、何事にもとらわれることなく、ただ一心に、ひたすらに打ち込む。過日の臘八摂心を通して

その教えの尊さを改めて実感しました。