平成二十三年度

平成二十三年 二月

 

「晩年僧の独り言」

みな等しく親を選べず生まれ、そして老いや病いをへて一切の例外なしに必ず死を迎える。そんなことを身近に考える年代に入った晩年僧の私は残りの人生の1/10(二年間)を好きにさせてくれと女房殿に頼み、修行の道に入りました。願わくは、必ず迎えるその時に、女房殿、子供達、孫達に「ありがとう、いい人世だった」と言えるよう悔いのない充実した余生を送りたい。

平成二十三年 九月

 

「正見」

相手の気持ちにたったうえで、物事を見ること。それが正しいこと。

平成二十三年 八月

 

「少欲知足」

欲を少なく、足るを知る。ほどほどに持つが丁度いい。

平成二十三年 五月

 

「向上心」  

より優れたもの、より高いものを目指して努力し、困難に挑戦する。試みを繰り返す度に成功の確率は上昇する。

平成二十三年 四月

 

「和敬静寂」

忙しい時や困難に立たされた時ほど、「和敬」、つつしみ、敬い合うことを忘れない様にしたいものです。